カテゴリー別アーカイブ: 校長日記

世界パラ陸上競技ジュニア選手権大会2017で銅メダル (8月)

8月6日、スイスのノットヴィルで開催された世界パラ陸上競技ジュニア選手権大会に本校高等部3年の吉川琴美さんが出場し、T37クラスの女子200mにおいて、自身の持つ日本記録を更新し、銅メダルを獲得しました。

帰国後、報告に訪れた吉川さんに銅メダルを見せてもらい、記念写真も一緒に撮りました。世界大会での吉川さんの活躍は、本校の大きな誇りです。2020年の東京パラリンピックを目指して、これからも頑張ってください! 応援しています。

運動会(5月)

これまで運動会は、毎年秋に実施していましたが、今年は改築工事のため年度途中からグラウンドが使えなくなることから、実施時期を5月20日に早めました。
当日は、5月だと思えないほどの真夏のような暑い日でしたが、校庭に児童生徒や保護者の賑やかな声が響き、楽しい一日となりました。

種目の中には、若手の先生方が考案した競技に加えて、桐が丘ならでの種目も多数含まれていました。定番の徒競走では、足の速い人が勝つだけではなく、実に巧妙に考えられた電動車椅子の徒競走が面白く興味を引きました。電動車椅子で速さを競うと、その車椅子の性能や設定で勝敗が決まってしまうところですが、電動車椅子の生徒たちのレースは、スタートラインについたところで、「60秒!」とか「72秒!」とかの目標タイムが設定され、そのタイムに最も近くゴールできた生徒が勝利するルールになっていました。走るという点で同じ競技ですが、様々な走り方に考慮し、どのようにすれば競走が成り立つか考えられた優れた徒競走であると感心しました。

また大玉送りも印象深い競技種目の一つでした。14、5人ずつに分かれた高等部生徒の紅白2チームが、列を作りながら、地面に落とさないように大玉を送って行き、最後は大玉を転がしてゴールの棒を倒すという競技です。車いすの生徒、独歩の生徒、両手で大玉を掴める生徒、利き手で送る生徒など、いろいろなチームメイトがいることを考慮しながら大玉を送り、すぐさま列の前方へと移動していくという競技で、生徒たちは皆、息を切らしてゴールを目指していました。通常は、受け取って送るだけの競技が、人数を少なくするだけで、これほど他者を意識し、チームワークを必要とする競技になっていることに驚きました。既存の競技をそのまま行うのではなく、ルールや設定をアレンジして、生徒たちに何を求めて競わせているのかがよくわかる見事な工夫でした。

この日は、児童生徒だけでなく、教員や保護者も本気で楽しんでいました。大人の競技である綱引きは、1勝1敗の互角となり、3回戦で決着を付ける展開になりましたが、その白熱ぶりは、見ている方が心配するぐらいでした。この時、大人たちは次の日のことをきっと考えていなかったに違いありません。

我々職員の紅白リレーも、皆、本気だった分、楽しんでもらえたのではないかと思います。紅組アンカーの私は、怪我がないようにゆっくりスタートしたのですが、後ろから追ってくる副校長の西垣先生の勢いを感じ、途中から頑張ったものの、見事にゴール手前で抜かれ、白組の勝ちとなりました。レースとしては、非常に盛り上がったのではないでしょうか。

運動会の全体としては、紅白両チームのがんばりがすごく、前半戦で優位に立っていた紅組を、後半白組が追い上げる展開となりましたが、最後は紅組が逃げ切り、優勝を飾りました。この日は、新しい小茂根二丁目の町会長さんや、近隣の向原中学校の校長先生が見学に来てくださり、大変感動してお帰りになられました。児童生徒の活躍を、多くの方に見ていただくことができて本当によかったと思います。私自身、学ぶことの多い、そして楽しい運動会でした。

赴任の挨拶(4月)

川間健之介校長の後任の宇野彰と申します。4月から赴任いたしました。よろしくお願い申し上げます。

筑波大学では心理学、教育学、障害科学を研究する人間系という部門に属し、大学院は人間総合科学研究科感性認知脳科学専攻に所属しております。感性認知脳科学専攻とは、心理学系、障害科学系、医学系、芸術系の教員が脳科学的な立場での研究を分野横断的に行っている大学院の専攻です。

専門の研究分野は、もともとは失語症を中心とする成人の高次脳機能障害でした。20年あたり前から、先天性と考えられ、発達期に明らかになる発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)を中心に臨床と研究をはじめ、今に至っております。発達性読み書き障害も学問的には高次脳機能障害の1つと言うこともできますので、それまでの研究がより専門的になったとも考えられます。

病院のリハビリテーション科に勤務していた経験から、後天的に身体障害のある成人の方々とのお付き合いは少なくありませんが、肢体不自由のある子どもたちと接する機会は、あまりありませんでした。

このたび、桐が丘特別支援学校の校長を拝命し、児童生徒たちはもとより、保護者や教職員から学ばせていただくことがたくさんあると感じております。
どうぞ、よろしくお願い申しあげます。

2017年4月3日

筑波大学附属桐が丘特別支援学校 校長
筑波大学人間系(障害科学域)  教授、(博士)医学、言語聴覚士 宇野彰

平成28年度卒業式 学校長挨拶

平成28年度卒業証書授与式 学校長挨拶

暖かな日、寒い日を交互に繰り返しながら、ゆっくりと、しかし、確実に、季節が春へと移りつつあります。本日ここに、多くのご来賓並びに保護者の皆様方のご臨席を賜り、平成二十八年度国立大学法人筑波大学附属桐が丘特別支援学校卒業証書授与式を盛大に挙行できますことは、卒業生はもとより、教職員一同にとりましてもこの上ない喜びであります。心からお礼申し上げます。
ただ今、卒業証書を授与いたしました小学部五名、中学部十名、高等部八名のみなさん、あらためましてご卒業おめでとうございます。
この卒業証書には多くの人の思いが込められています。まず,みなさんがこの卒業までの日々、学校生活を続けてきました。入学以来,みなさんの成長を願い、見守り続けて来られたご家族の方、そしてみなさんの力を信じて指導し続けた先生方。卒業は、これまでの歩みと、次への期待を表します。小学校、中学校、高等学校の全課程を修めて巣立つみなさんの門出をお祝いし,更なる成長と活躍を心から期待いたします。

小学部を卒業するみなさん。六年前の入学式のときのことは覚えていますか?東日本大震災の直後でした。計画停電もあり、この学校の廊下は薄暗い状態でした。これから日本はどうなるのだろうと日々考えていました。そんなときにみなさんは入学しました。それから六年、震災の大きな爪痕は残ったままですが、復興も随分と進みました。そしてこの間に皆さんの身体はとっても大きくなりました。そしてたくさん勉強して、たくさんのことを考えることができるようになり、心もとっても大きくなりました。ご家族の方々や関係の皆様のたくさんの愛情を受け今日の卒業式になりました。四月からは中学生。自分で考えて行動することが増えます。しっかり自分を見つめて充実した中学生活を送ってください。

中学部を卒業されるみなさんは、入学式の時はどのような思いをもって入学してきましたか。想像していた中学生活だったでしょうか。小学校の時よりも勉強は難しくなりました。友達との関係も広がり、深くなり、また難しくもなりました。興味あることも増え、そして将来について考えることもありました。高校も自分で悩み考え選択したのだと思います。ここで義務教育は終わりです。将来の進路を決める高校生活では今まで以上に自分で考え悩みながら、多くの人々とのつながりの中で自分の将来を考えてください。

高等部を卒業されるみなさん。卒業後は、これまでよりもさらに多くの人と関わり教えられて学んでいく日々となります。まずは自分の可能性を信じて全力で取り組んでください。でもそこには必ず責任が伴います。自分で決めたことは人のせいにしない、人を傷つけること、自分を貶めることはしないことです。自分を尊敬できる人になってください。自分を尊敬できるようになると周囲の人への思いやりや感謝の気持ちも出てきます。

さて、今年一年の社会情勢を振り返ってみると、国際社会においても不幸なできごとがたくさんあり、また我が国においても熊本の地震をはじめとする自然災害をはじめ、多くのできごとがありました。東日本大震災から六年、復興は大きく進みましたが、まだ十二万三千人の人々が避難生活を送っています。こうした中で皆さんは今日、卒業式を迎えています。これまで校長として、皆さんに、やるべきことに着実に取り組んでくださいと話してきました。世の中の急速な変化、自分のまわりの環境の変化に、ときにくじけそうになり、さぼりたくなり、そういう気持ちがあっても、自分がやるべきことに愚直に取り組んでいくことが、自分の夢に近づく早道であると思います。

暗い話題が多い中、リオデジャネイロでオリンピック、パラリンピックがありました。オリンピックでは、水泳、体操、バドミントン、多くの競技で日本の選手が活躍しました。できたら金メダルと期待してテレビにかじりついて応援していましたが、記憶に強く残るシーンは必ずしも金メダルの競技ばかりではありません。陸上競技男子四百メートルリレーの銀メダルは本当にすごいことです。女子卓球団体の銅メダルにも感動しました。男子棒高跳びの七位入賞も大変喜びました。パラリンピックは、テレビの放映も少なかったためにしっかりみることができなかった人が多かったのではないでしょうか。それでもボッチャの銀メダルは本当に素晴らしいことです。ちなみに桐が丘が特別支援学校ボッチャ日本一ですね。高等部の選手のみなさんはこのパラリンピックの銀メダリストと試合もしましたし、銀メダルも触ったのでしたか。男子走り幅跳びの山本選手、女子マラソンの道下選手、車いすテニスの上地選手など、記憶に残る選手もたくさんいました。日本は金メダルはなくて銀と銅を合わせて二十四個のメダルがありました。メダルが多ければよいという単純なお話ではないのですが、中国の二百三十九は別としても、英国百四十七、ウクライナ百十七、アメリカ百十五、オーストラリア八十一、ドイツ五十七、とみてくると日本の課題が見えてきます。活躍できる可能性のある人はたくさんいるにもかかわらず、活躍する道が整っていません。日々努力している人はたくさんいるにもかかわらず努力が実を結ぶ環境が少ないのです。そのような状況にあっても、日々の努力を怠らず、夢に向かってパラリンピックに出場した選手の方々はほんとうに素晴らしいと言えます。

みなさんにパラリンピックで活躍をしろと言っているわけではありません。夢を見つけ、夢に向かって努力を重ねていってほしいのです。短期間で成果がでることはなくても、やるべきことをしっかりと確実にやっていくことがこの世の中ではとても大切なことです。同じことを何度も言いますが、やるべきことをしっかりとやっていくことが自分を成長させるもっとも早道であるかもしれません。卒業する皆さんにはそのことを心にとめていてほしいと思います。

この学校に校長として赴任して六年経ちます。その間、みなさんのすばらしい姿をたくさん見ることができました。普段の授業で頑張る姿も見ることができました。運動会、学習発表会、桐が丘祭をはじめ、私たち教職員に感動をたくさん与えてくれました。桐が丘で学んだこと、考えたこと、感じたことを基に、将来に向かってしっかりと歩んで行って頂きたいと思います。

最後に、本校の教育に深いご理解と温かいご支援を賜りました、保護者の皆様と関係機関の皆様に対して、心から感謝申し上げますとともに、卒業生の皆さんの輝かしい未来を祈念いたしまして、学校長挨拶といたします。
ご卒業おめでとうございます。

平成二十九年三月十五日
筑波大学附属桐が丘特別支援学校
学校長 川間健之介

運動会

雨で1日順延となった本校運動会ですが、10月2日(日)に秋晴れのもと、開催いたしました。短い期間でしたがこの日のために児童生徒は練習を重ねてきました。

新しい種目もあり、また大玉運びのように伝統となっているものもありました。赤白に分かれて得点を競うのですが、今年は、最終種目の高等部リレーを残して同点。高等部生徒の力走に大声援、わずか3秒の差で勝敗が分かれました。

校長としては、教職員リレーの赤チームのアンカーで、無事1位でゴールしました。

日本特殊教育学会第54回大会

日本特殊教育学会第54回大会が9月17日(土)から19日(月)にかけて、新潟市の朱鷺メッセと新潟日報メディアシップを会場に開催されました。そこで、桐が丘からは、自主シンポジウムを3件、ポスター発表を10件行いました。日帰り参加の先生方も多かったのですが、25名の先生方が参加し、学会参加者と熱い議論を交わし、情報交換をしてきました。

なお、この日本特殊教育学会の理事長は、本校の前校長の安藤隆男先生です。

夏休みをむかえて

7月22日(金)が終業式でした。おかげさまでまずまず計画通りの教育活動が無事終了しました。小中高等部の宿泊行事と修学旅行は大きなトラブルもなく(小学部で体調不良で1日はやく帰宅した児童がいましたが、翌日は元気でした)終えることができました。

これでのんびり夏休みといかないとことが本校です。

7月27日から28日は筑波大学11附属校合同の黒姫合宿で本校からも4名の児童生徒が参加しました。筑波大学には特別支援学校5校、小学校1校、中学校2校、高等学校3校があります。この11校の児童生徒が直接交流する黒姫合宿は筑波大学ならではのもので、今年も大きな成果を得ることができました。

7月29日(金)30日(土)は自立活動実践セミナーです。例年より参加者が多く、今一度、自立活動の重要性が認識されています。文部科学省の特別支援教育調査官の分藤賢之先生の講演から始まり、その後、個別の支援計画、静的弛緩誘導法、動作法、知覚-運動学習の各コースに分かれて、講義、演習、授業と充実した研修となりました。

7月29日(金)には、神奈川工科大学主催の「U18リケメン・リケジョのIT夢コンテスト2016」の最終審査会がありました。高校240校のエントリーから30校が最終審査に出場し、本校高等部3年の浅見君・河田君「バリアフリー・トレイン ~ 未来の誰もが乗り降りしやすい電車~」は、午前中の準決勝を勝ち抜き、午後の決勝で、見事、最優秀賞を得ることができました。「U18リケメン・リケジョのIT夢コンテスト2016 結果発表」のページに結果があります。また、彼らのプレゼンはYouTubeにアップされています。当事者の立場からの提案ですが、プレゼンはたいへん素晴らしく、審査委員からの質問に適切にこたえていました。普段から何事にも真面目に取り組み、真理を追究する彼らの態度には脱帽です。

7月31日(日)8月1日(月)には、大宮で第52回関東甲越地区肢体不自由特別支援学校PTA連合会PTA・校長会合同研究協議会が開催されました。この第3分科会「子育てと生きがい」において、本校PTAは「生き生きと子育てを続けるための3つの提案」を発表しました。本校PTAがかなり時間をかけて準備したもので、PTA会長さん、前PTA会長さんのプレゼンも配布資料もすばらしいものでした。本当にお疲れ様でした。

8月2日(火)は第1回の全国特別支援学校ボッチャ大会、ボッチャ甲子園がBumB東京スポーツ文化会館で開催されました。義家文部科学副大臣、豊田文部科学大臣政務官のご臨席のもと競技スタートです。東北や九州からの参加もあり、本校からは高等部2年の4名が出場しました。第1回の大会なので、どのくらいのレベルか分からなかったのですが、予想を超えた高レベルのチームが多く、予選リーグでは大阪・奈良連合チームに本校が負けていてもおかしくないほどでした。本校は、準決勝、決勝も大接戦の末、ついに優勝を果たしました。決勝はすごい戦いで、相手も本校もミラクルショットの応酬で、大会関係者からすごい試合だったと言われました。栄光を手にした4人ですが、普段の学校生活では想像できない集中力、冷静さ、大胆さ、を発揮し、これは無理だという局面で、これしかないというショットをしっかりきめての優勝です。東京パラリンピックが決して夢ではないことを教えてくれました。大会の様子は、ここ(Facebook)にあります。

8月3日(水)は、第53回関東甲越地区肢体不自由教育研究協議会群馬大会が高崎で開催され、本校は5本のポスター発表を行いました。どの発表も多くの参加者からの質問があり、有意義な情報交換ができました。

また、本校を会場に8月2日(火)3日(水)は、ICT、4日(木)5日(金)は肢体不自由基礎講座の公開講座を行っている他、文京校舎で行われている免許法公開講座でも本校の教員が2日(火)~5日(金)の間講義を行っています。

これで夏休み前半はひと段落となります。

高等部1・2年生宿泊学習

7月6日(水)から8日(木)の3日間、本校高等部1・2年生は国立オリンピック記念青少年総合センターにて宿泊学習でした。私は今回の引率で6回目となりました。活動内容については生徒たちが企画します。

7日には上野公園に行きました。グループごとに訪れる博物館等が異なるのですが、私は国立科学博物館でした。と、上野公園もはかったのですが、この日は都内で気温37度を記録した日で、移動だけで全力を使い果たしました。しかしながら生徒たちは誰も体調を崩ずさず、夜の企画に臨みます。

6日の昼と7日の夜は班対抗の企画です。いくつかのゲーム等で優勝班が決まります。6日の昼のゲームでは1問10点で、我が4班は140点でトップで終えました。それが2日目の夜のゲームでは1問正解で1億点になり、最終問題は正解すると1兆点という、それまでの頑張りを無にする配点でした。にもかかわらず、優勝班と2位の班の点差はわずか10点でした。絶妙な企画でした。

学校長挨拶(入学式)

一雨ごとに暖かを増し、やがて春の盛りとなります。本日、平成28年度入学式を迎えられましたことを心より喜んでいます。
新入生のみなさん ご入学おめでとうございます。
今年度は、本校小学部5名、中学部10名、高等部9名、施設併設学級小学部1名、中学部4名、高等部1名、計30名の新入生を迎えました。
教職員一同 みなさんのご入学を心より歓迎いたします。

この桐が丘特別支援学校は1958年の4月1日に開校しました。ちょうど58年になります。学校の名前は、最初は東京教育大学附属養護学校でしたが、2年後に桐が丘となります。大学の校章が桐ということもありますが、丘の上にはえた一本の桐の木のようにまっすぐに育ってほしいという願いから「桐が丘」と命名されました。以来ずっと児童生徒のみなさんがまっすぐに育っていくことを本校は願ってきました。

桐が丘には良いところがたくさんあります。特に、児童生徒のみんな勉強が大好きで、なにより明るく元気なところです。先生方は優しく、児童生徒のみなさんが本当によく分かる授業を毎日工夫してくれています。この学校でたくさんのことを学んでください。

さて、5年前に東日本大震災がありました。復興もずいぶん進みましたが、まだもと住んでいた町にもどれない、通っていた学校へ通えない子どもたちもたくさんいます。また、台風や集中豪雨などの自然災害で学校にかようこと、当たり前の生活をすることが難しくなった人たちもいます。そうした中、みなさんは本日入学式を迎えることができました。あたり前のことがあたり前にできることに感謝しつつ、今なすべきことをしっかりとやってください。

さて、新入生の保護者のみなさま、関係機関のみなさま、本日無事、入学式を迎えられおめでとうございます。
これまでのお子さんと歩んだ歴史の中、熱い思いと温かい愛情で日々育てられてきたことと思います。
今日から、その大切なお子さんをお預かりする責務を教職員一同心に刻み、心身共に精一杯成長を促していきたいと思います。

小学部にご入学のみなさん、今日から初めての学校生活となります。たくさんのことを学んでください。保護者の皆様におかれましては、期待と不安をお持ちのことと思います。
今日から中学生そして高校生となったみなさん、将来の自分を見つめつつ、頑張っていきましょう。
保護者の皆様におかれましては、卒業後の生活に向けての期待や不安をお持ちのことと思います。不安なことはどうぞいつでも教職員を頼ってください。

保護者と学校はパートナーです。子どもたちの将来に向かって一緒に力を合わせて進んでいきましょう。
簡単ですが、これでお祝いのご挨拶とさせていただきます。

平成28年4月7日

国立大学法人筑波大学 附属桐が丘特別支援学校

校長 川間 健之介

平成27年度修了式と離任式

平成27年3月24日に本年度の修了式がありました。小学部5年生、中学部2年生、高等部2年生は4月からは各学部の最高学年となり、学部全体を引っ張っていってほしいと思います。また、中学部2年生、高等部2年生は将来を考えて進路を決め一層の努力が必要となります。この2週間の春休みの間にいろいろと考えてほしいと思います。

続いて離任式がありました。8名の先生方のご退職と3名の職員の方々の異動とご退職があります。ご退職の先生では、人事交流期限となりお戻りになる先生、公立の学校へ転出される先生、新たな道に進まれる先生がいらっしゃいます。

なかでも本校への勤続40年を超えるお二人の先生のご退職には感慨深いものがあります。桐が丘を愛しておられるこのお二人の先生からは、校長になって以来、時には厳しいご指摘もいただきましたが、桐が丘がより良い学校になるために校長を応援していただきました。まだまだお二人から学びたいことがたくさんありますが、しばらくは身体をやすめゆっくりしていただけたらと思います。本当にお疲れ様でした。ありがとうございます。