「桐が丘日記」カテゴリーアーカイブ

12月2日 1年生の成長ぶり

月曜日の1時間目の国語の時間、小学部1年生は、週末の出来事を話す。

話したことは、先生が黒板に書き留めてくれる。そんな授業を春から続けている。

春、4人は、週末の出来事を思い出しながら、言葉をさがし、言いよどむこともしばしばあった。話し終わったあとは、友達からの質問がある。友達から質問が出ずに先生が質問をすることもあった。

昨日、久しぶりに覗いてみた。まず、黒板の文字が小さくなった(写真)。タイトルを最初に言うスタイルは変わっていなかったが、その次に先生は「いくつに分ける?」と質問する。Aさんは「三つのことを話す」という。大きなまとまりと小さなまとまりがあるということだ。そして、話すことを見通さなくてはできない。大丈夫だろうかと見守った。

Aさんのタイトルは「おでかけしたはなし」である。そして、「パソコンでしんけいすいじゃくをしたはなし」「ドーナッツをたべにいったはなし」「げーむをしたはなし」だという。

最初の話をする。先生が黒板に書く。先生は相当のスピードで書くが、Aさんの待ちきれない様子が後ろからよく分かる。両手を動かして、先生早く書いてと言っているようだ。

ドーナッツの話は、ドーナツ屋さんに行って、ドーナッツを選び、それがおいしかったこと。いつものドーナッツは大きくて食べられないが、この日のドーナッツは普通の大きさだった。時系列の中に、素朴な感情や気付きが見える。

春に比べると、格段にお話が詳しくなり、そしていろいろな言葉が使えるようになった。私と一緒にこの学校に来た子どもたち。これからも成長を見守っていきたい。

施設併設学級  修学旅行〔小学部〕

10月上旬に,東京ディズニーランドと葛西臨海水族園に行って来ました。

「イッツ・ア・スモール・ワールド」や「マーク・トウェイン号」等のアトラクションで,たくさん遊びました。

パレードも,楽しみました。

レストランの食事を,おいしくいただきました。

電車にも乗りました。

葛西臨海水族館では,いろいろな海の生き物の様子や潮風を楽しみました。そして,タクシーに乗って帰って来ました。

6年間の小学校生活を締めくくる思い出を,つくることができました。

施設併設学級 小学部1組 校外学習④ 

9月下旬に,城北中央公園へ行きました。行きは,安全に車いすで公道を移動することを学習しながら行きました。途中で,消防車も見学しました。

公園では,事前学習で楽しめるようになった滑り台を笑顔で滑ったり,木漏れ日の中,ブランコに揺られたりして楽しみました。不安定な揺れの中でも、ブランコの手すりを自分からつかんでいく意欲にあふれていました。

帰りは、スクールバスの安全な乗り方も学習しました。行きよりずっと楽しく楽で,信号を確かめる必要がなかったので,車窓から見える景色や人のこともよく見る余裕がありました。校外学習に付き添ってくれた介護等体験の学生さんや看護師さん,運転手さんに御礼とお別れの挨拶をして,校外学習が終わりました。

11月2日 桐が丘祭③

桐が丘祭では、ステージ発表やクラス企画のほか、日頃の学習の様子もたくさん展示されている。美術や図画工作、家庭科などの作品、国語の時間に作った物語、理科の観察日記、調べ学習の結果など様々である。

玄関を入ると、中学部や高等部の美術作品が目に入る。粘土で作った人の動き、自分用として作られた陶器等々力作が並ぶ。美術や図画工作の作品には、作品作りに当たってどんなイメージをもたせのか説明が添えられている。イメージを膨らまし、それを表現させる。担当した教師の教科観が感じられて楽しい。

美術に限らず、桐が丘の教師たちは、何のためにその教科を学ばせるのか、それを問いながら指導に当たっている。そうしたことを展示の中に探していく。

さて、高等部は、1~3年生を縦割りにして各パートごとに企画・運営している。文芸、ICT,演劇の3パートである。

演劇パートは、ステージで発表した。日本語劇は「鉄道員(ぽっぽや)」、コント、英語劇は「ロミオとジュリエット」だった。いずれも長いセリフが続くのであるが、10人足らずのメンバーが一人何役もこなしていた。 「鉄道員(ぽっぽや)」 は時代背景や心情理解が難しそうであったが、理解して表現しようとする様子が見てとれた。コントは会場を沸かせた。

文芸パートには、午後一番に行ったが、100円で頒布の文集は売り切れで、店じまいの最中だった。午前中、高3のK君に、「校長先生文芸パートに買いに来てください」と言われていた。すぐに行かなかったことを悔やんだ。一方、生徒の市場調査も甘い、とも思った。

ICTパートでは、自分たちのICT活用の発表、タブレットパソコンで推奨するアプリの紹介を行っていた。メンバーのリードに沿って、いくつかアプリを試してみた。一筆書きアプリにはまってしまった。

高等部は、自分たちの追求したものを、他者にしっかり伝えることを意図したようだ。生き方を追求する、高等部らしい企画だった。

卒業生の姿が目立った。卒業生控室にも7~8人いた。入室したときには、怪訝そうな表情で迎えられたが、新米校長です、と挨拶すると表情が和らいだ。卒業生にとっても大事な桐が丘祭が、50回を数えた。これからの50年に向かってのスタートが始まった。

11月2日 桐が丘祭②

例年2日間に渡って行われる桐が丘祭であるが、校舎建築中ということもあり1日での開催となった。午後からは、中学部や高等部の展示を見て回った。

来校者が結構多いなと思いながら歩いていると、私を呼ぶ声がした。振り向くと同じ筑波附属の高校の女子生徒が二人いた。筑波附属には11の学校があり、その11校で毎年夏に共同生活を行う。それに参加した生徒たちは、文化祭などを通して日常的な交流を続けている。二人は、黒姫高原で桐が丘の生徒と交流していた。ほかにも附属駒場の生徒も来てくれたようだ。交流の当事者であった本校の生徒も嬉しそうにしていたが、教員たちも共同生活の良さを実感したようだ。

さて、中学部は、そうした来校者たちに楽しんでもらえるものを企画した。どういう人がくるか、何をしたら喜んでもらえるか。そして、準備をし本番を運営して片付ける。課題を見つけ、考え、実行する総合的な学びである。

1年生は、パーカションを自作する企画をした。ペットボトル容器などにいろいろな物を入れて楽器にするというものだ。私が行ったときには、来場者入れ替えのタイミングであったが、本校の小学部の生徒、来校していた兄弟などで賑わっていた。大盛況だった。

2年生は、ボールすくいとボーリング。部屋を除くと、既に片付けを終え、生徒たちは遅めの昼食中だった。盛況に付き、用意した材料がなくなり終了したということである。生徒の顔には満足感が見て取れた。

3年生の趣向は少し違っていた。奇妙な朗読会というタイトルのその企画は、「耳なし芳一」の話を朗読して聞かせるという至極真面目な企画であった。開始前、あと何分後に始まるとか、入りきれない人は隣の教室で放映を見られるとか、長編に付き2回の休憩が入るとか、そんな案内を大きな声でする生徒の姿は自信に溢れていた。期待できる雰囲気があった。始まると生徒のナレーション、配役ごとのセリフにどんどん引き込まれていく。相当な練習をしたことだろう。そして、長い。ナレーターは、3人が入れ替わった。5分の休憩を挟んで45分、朗読は終わった。最後に、生徒の一人が、「今夜、あなたの眠りの中に芳一が現れるかもしれませよ」と締めくくった。ちょっとした胸騒ぎを覚えた。聞いている人の心に届く言葉だった。

バラエティに富んだ中学部の企画と発表は、多くの来場者を楽しませていた。

11月2日 桐が丘祭①

第50回目の桐が丘祭当日。生徒が考えたテーマは「old & new 今だからできること」である。学んだこと、考えたとこと、今できることを思いっきり表現してほしいものである。

午前中は、小学部のステージ発表を見た。発表を見て講評するのが私の役割である。

1,2年生は、歌とダンスに簡単な英語表現を絡ませていた。時間割に英語はないが、放課後の英語教室には、1,2年生もよく参加している。「My name is ~.」「I like ~.」といった程度であるが、子供たちは生き生きと表現していた。楽器の演奏や斉唱ではみんなと合わせる一方、一人一人が好きな歌を披露する場面もあった。みんなの中の自分でありつつ、自分の好きなことをみんなが応援している、そんな発表で心が温まった。ただ、1,2年生の好きな曲のほとんどは、私には馴染みのない曲だった。少し寂しさを感じるが、50以上の年の差だ、止むを得まい。

3,4年生は、総合的な学習の時間での調べ学習を発表した。キャベツチームとレタスチームに別れ、同じところ違うところを、身体表現を交えて発表した。不思議を発見することの驚き、知ることの面白さ、知ったことを伝えることの感動などを、のびのびと伝えてくれた。学ぶことに対する新鮮な喜びが感じられた。

5,6年生は、移動教室(他校の修学旅行に相当)で経験したことを、放送番組仕立てで発表した。経験したことを発表するだけでなく、経験したことから生じた問いを掘り下げた。益子で陶器の絵付け体験をしたが、そこからは、「伝統的な食器と現代の食器、あなたはどっち派」といった取り上げ方である。5,6年生らしく落ち着いて堂々とした発表だった。

子供たちは、聴衆を前に緊張したことだろう。ある子は「最初は緊張したが、だんだん慣れて元気にできるようになった」と感想を述べてくれた。学んだことを基にした無理のない発表だったのだと思う。

文化祭モード突入!  (中学部)

 秋まっただ中、中間考査も終わり、桐が丘は文化祭へ向けて一直線という雰囲気になります。11/2日(土)に行われる文化祭についての詳細は、HPの文化祭のしおりをご覧ください。

 今年の文化祭のテーマは、「Old & New ~今だからできること~」です。校舎改築中の桐が丘は、味のある旧校舎とまぶしいほどピカピカの新校舎、まさに新旧が入り混じっています。また、建物だけではなく、子どもたちもピカピカの小学校1年生から、ベテラン?の高等部3年生まで12年分がぎっしり詰まっています。

 さて中学部はというと・・・、少しだけご紹介させていただきます。さらに深く知りたい方は、ぜひ文化祭にご来校下さい。

 

 中学部1年企画「つくってたのしもう、パーカッション!!」

 生徒より「中身を選ぶ、よりどりみどり、世界で一つのあなたのパーカッション!(無料)」

この大量の材料から、何が作られるのでしょうか?(当日のお楽しみ)

中学部2年「ドキドキボーリング、ワクワクボールすくい」

 生徒より「老若男女たのしめるゲームですよ!(無料)」

これは何に使うのでしょう?(当日のお楽しみ)

中学部3年「世にも奇妙な朗読会~恐怖の3-1へようこそ~」

 生徒より「こわいけど、こわくないよ、でも、ちょっとだけこわい?(無料)」

これはいったい何?
(ご自身の目と耳でお確かめください)

 テーマも企画も生徒たちが自身で考えたものです。生徒たちは今日は準備に追われていますが、当日は自身の発表だけでなく、お互いの企画を見合います。後輩は先輩たちの姿から未来を描き、先輩は後輩たちの姿から初心を思い出し、これからの未来を描き続ける・・・そんな気持ちがこめられた文化祭になります。

11/2日(土)、ぜひ、ご来校下さい。お待ちしています!

3・4年生宿泊学習

小学部3・4年生は、9月19日(木)~9月20日(金)に一泊二日で宿泊学習に行ってきました。

スクールバスで学校を出発し、国立オリンピック記念青少年総合センターに到着。

始めに入所式を行いました。

今回の宿泊学習は、1名の看護師さんと6名のボランティアさんに来ていただいたので、 自己紹介と共に、それぞれの特技や趣味を披露していただきました。

その後は レクリエーション活動として風船バレーで盛り上がり…

お腹もすいてきたころに昼食です。
給食とは違った雰囲気の中、皆いつもよりたくさん食べていました。
昼食の後は、楽しみにしていた買い物です。
予算内で買うために真剣に選んでいました。

買い物の後は二回目のレクリエーション。

「総合的な学習の時間」を使って、皆で話し合って決めた『暗闇宝さがし』をしました。二つのチームに分かれ、暗闇の中で宝を三つ探します。どちらのチームも上手に隠したので、なかなか見つけられませんでした。

宿泊部屋ではトランプやウノを楽しみました。

三年生にとっては初めて、四年生にとっては二回目の宿泊学習。
たくさん頑張って、皆夜はぐっすり…
朝ご飯を食べて帰ってきました。

令和元年度桐が丘祭について

令和元年度の桐が丘祭を、以下の日時・内容で開催いたします。

当日は正門より入場していただき、受付までお越しください。
みなさまのご来校をお待ちしております。

*桐が丘祭の開催日(11月2日(土))は入試出願書類配布期間(10月21日(月)~11月2日(土))の最終日となっております。

★令和元年度桐が丘祭のテーマ★
Old&New 〜今だからできること〜

★日時・内容★
○11月2日(土) 9:00~15:00
本校小学部 学習発表会
1・2年 Enjoy dancing and music!(9:20~)
3・4年 よくみて しらべて たしかめて(9:55~)
5・6年 KBSニュース「移動教室レポート」(10:40~)
*時間はあくまで目安のため、前後する場合がございます。ご了承ください。

本校中・高等部企画

閉会式 14:45~15:00
*卒業生の部屋もご用意しておりますので、ぜひお越しください。

詳細はしおりをご覧ください。

*パンなどの販売はありますが、数に限りがありますので、昼食は原則ご用意ください。
*上記の予定が変更される場合がありますので、HPをご確認の上、お越しください。

10月24日 学習発表会②

施設併設の校舎の学習発表会は2日間に渡って行われる。今年からそうしたのだそうだ。集中時間のあまり長くない子供たちの様子や、子供たちがお互いに見られるようにするための改善である。

後半は、小学部の5組から。5組も短期在籍のクラス。今は一人だ。そのAくんは「仕事」について調べたことを発表した。テレビニュースのアナウンサーのような設定で、インタビューやアンケートを交えた内容だった。今、自分が生活する病棟の医師や看護師、保育士に仕事のやりがいやつらさをインタビューし、その結果を、病棟生活を体験している自分の視点から語るところが魅力的だった。両親の仕事についても調べ、初めての発見もあったようだ。Aくんは、インタビューの最後に皆さんに「やめたいことはあったか」と聞いた。病棟関係者は一様に「ない」と答えたそうだ。しかし、母さんは「ある」と答えたそうだ。Aくんは、日頃のお母さんの言葉から、仕事には辛い面もあることを想像する。そして、やめたいことがあっても家族のために頑張ってくれているという思いをもった。仕事には「やりがい」があることと、いろいろな現実があるらしいことも学んだようである。

今日の最後は、3組の発表。個性的なメンバーが揃ったクラスだ。道徳の時間に学んだ、「自分の好きなこと、友達の好きなこと」を、クイズ形式で発表した。Bさんが「Cさんが好きなものは○○で、得意なことは△△です。D先生分かりますか?」といった具合である。好きなものには、食べ物だったり遊びだったりが入り、得意なことには、例えば漢字だったり、お掃除だったりが入った。回答すると正解、不正解の発表のあと、本人が出てくくる。そして、好きな「ぬいぐるみ」を持ち上げて見せたり、得意な漢字を書いて見せたりした。好きなもの見せ、得意なことを披露する子供たちは生き生きしていた。自分のことを知り、友達のことを知る。そこから、自分も友達も大切だと思える。道徳の一番大事な点だろう。こうしたクラスの道徳は、ほかの教科と合わせて扱われることが多い。このクラスでは、それぞれの教科や道徳の勉強を大事に取り上げている。教員たちの姿勢が感じられる発表でもあった。