4月24日 いろいろボトル ~介助員さんのお仕事~

 水曜日は、施設併設校舎からスタートする。桐が丘には、通学する子供が通う本校舎と施設に併設した校舎の二つがある。私は、週に1回、施設併設校舎からスタートすることにした。

 朝、玄関で、介助員のSさんにあった。お掃除をしていた。「毎日、大変ですね。」と声をかけると「ここは、木が多いので枯れ葉がいっぱいです。」と言う。そして、「春先には、うぐいすも見えたんですよ。」と続けた。私は内心「えっ、うぐいす!」と驚いた。始業式の話で、私が3月までいた久里浜では春先になるとうぐいすの泣き語が聞こえたが、桐が丘のある板橋では聞こえませんね、と話していたからだ。これは認識を大いに改めなければいけないようだ。

 玄関から校長室に向かうところで、もう一人の介助員さんであるIさんの姿が見えた。介助員室で大きなやかんを抱えて、ペットボトルに何かを入れている。近づいて麦茶であることがわかった。施設の子供たちが、学校で飲む麦茶を詰めていることを教えてくれた。

 それにしても大きいやかんである。「どのくらいはいるんです?」と聞くと、10リットルとのこと。Iさんの作業を見ていて、いろいろなペットボトルのあることに気づいた。サイズは500ミリリットル以下のようだが、太いのや細いの、くびれのあるものとかいろいろである。「いろいろあるんですね。」と聞くと、「一人一人持ちやすいとか、飲める量とか違いますから」と教えてくれた。一人一人に細やかな配慮がされているのだ。形のほかに、サイズもちがいがあること、温かいもののほかに、常温や冷やしたものがあることも教えてくれた。

 子供たちは、登校すると介助員室によりIさんやSさんから麦茶を受け取って教室に向かう。一本の子供もいれば二本の子供もいる。Iさん、Sさんは「何本?」と言いながら笑顔で渡している。受け取る子供たちも嬉しそうだ。

 その後、教室を回って、中学部のある学級の前を通ると、作業を終えて中庭から教室に入ってくるところだった。S先生が「これからお茶ですが、校長先生もいかがですか?」と誘ってくれた。生徒の衣服に土がついていたので、中庭で何をしたのかと聞くと、草取りだと言う。体を使った活動のあと、水分補給のタイミングだったようだ。いただいた麦茶は、麦の香りがして、おいしかった。

室内, 台所, 壁, 床 が含まれている画像

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大きなやかんと残り3本になったボトル