7月4日 ツメツメ ~高等部宿泊学習同行記4~

2日目、六本木を探訪した2年生の反省では、「ツメツメだった」「ツメツメになった原因は何か」「ツメツメを改善するにはどうしたらよいか」と「ツメツメ」がキーワードとなった。「ツメツメ」という言葉をあまりみみにしない私には新鮮だった。
生徒たちは、この日ハンバーガを食べ、六本木を象徴するビルの展望台に昇り、美術館に入り、テレビ局のショップで買い物をする予定にしていた。だが、雨の影響もあって、展望台と美術館という(私から見ればメインの)予定をキャンセルせざるを得なかった。そうした状況を振り返り、日程が「ツメツメ」だったという反省になったようだ。
行きたいところを「詰め込み」過ぎた、という点では皆が一致したようだ。だが、その原因分析になると、行きたいところが盛りだくさんだったというほかに、時間の使い方にロスがあったのでないか、一人一人がもっと時間に間に合うという意識をもつべきではないかと、いろいろ出てきた。
同行した私としては、振り返りで反省すべき点が出ることは止むを得ないが、彼らの実感としては後の予定をキャンセルするほど満足したハンバーガーであったはずだ。「ツメツメ」の予定を途中で破棄してでも、今ーそのときの充実感を選択した判断こそ、もっと評価していい。「振り返り」というと、私達は、とかく反省することや改善することを意識しやすい。良かったことを確認し、さらなる高みを目指すことを大事にしたいものだ。