9月12日 小学部移動教室同行記4 〜振るだけでできちゃう〜

牧場では、三つのものづくりを体験した。しかも、みんな食べ物。
午前中、まずはウィンナーソーセージづくり。豚ひき肉に調味料を混ぜ、羊腸に詰める。腸の先を開くところが難しかった。四人とも挑戦したが、最後は担任のI先生にヘルプしていた。
二番目は、バターづくり。容器に牛乳7,生クリーム3の割合で入れ、後はひたすら振るだけ。単純だが、単純だからこそ面白い。子供たちは夢中になり、ありったけの力、可能な限り速く振る。後で漏らした感想では「腕がパンパンになった」と何人も言っていた。10分程ふると、半透明の液体の中に黄色い塊が浮かび上がった。「できてる!」と歓声が上がる。パンにつけて食べてみる。できたての新鮮なバターの味。特別なフレッシュ感がある。ちょっと驚きのまじった「おいしい!」という声が、あちこちから聞こえてくる。

そして、ロッジ風の建物で昼食をとった。
少し辛めのカレーだった。


ものづくり三番目はアイスクリーム。私の世代の人間には、たぶん既視感がある。
昔やった、あの方式だ。冷凍庫で専用の容器を冷やし、その中で材料をかき混ぜる。当時の容器にはプロペラのような羽根がついており、容器の壁面にできたアイスクリームを書き取りながら混ぜていく。
ただ、今回つかった容器には、そのプロペラのような羽根がないので、ヘラで壁面から掻き取る。それが難しい。
ヘラを壁面に押し付けるようにして、押さなければならない。子供たちは頑張るが、力加減が難しい。
となると、ここはボランティアさんたちの活躍の場となる。協力してだんだんアイスクリームが出来上がっていく。
試食・・・う、うまい。
子供たちが目を丸くする。
隣の子供のと食べ比べする。
違った味を感じて、これまた驚く。
同じ材料を使い、同じ行程なのに、違う味。そして、どれもおいしい。なんて、素晴らしい体験なのだろう。

三つ体験を終え、牧場を後にした。
皆、満腹だったに違いない。