9月13日 小学部移動教室同行記7 ~経験を伝える言葉~

パーキングエリアでトイレ休憩を終え、一路学校へと向かう。

子供たち一人一人が感想を言う。ほとんどの子供が、昨日、食後に行った肝試しを取り上げた。怖かったという子供もいたが、思ったより怖くなかったという方が多かった。

肝試しは、小学部移動教室の伝統のレクリエーションのようで、先輩から後輩に言い伝えられていることもあるようだ。子供たちは、相当身構えて臨んだようであるが、驚きや怖さも想定内ということのようだ。

子供たちの感想の後、ボランティアの方々からも一言ずついただいた。ある方が「肝試しの帰ってくるときのみんなの表情が一番よかったよ。」と話しくれた。子供たちにとってよい体験になり、それを受け止めてくれるボランティアの方との心のつながりが感じられる言葉だった。

それにしても、私には、子供たちの取り上げる話題が、肝試しと無事に帰ることに集中していることが気になった。一人一人がいろいろな体験をしているのに、それが出てこない。前の子供が言うことに影響されるのだろうか。バスの中、マイクをもつ緊張もあるのかもしれない。経験したことを生き生きした言葉で語ってほしい、と思った。

そこで、私は、終わりの会で伝えた。
「みんなは、3日間、いろいろな経験をした。思い出してごらん。突然の大雨で東照宮に行けなかったこと、その時の思い、牧場での様々な体験、お風呂のこと、食事のこと・・・見たこと、経験したことを、帰ったらお父さんお母さんにたくさん伝えてください。1時間は話すことがあるでしょう。保護者の皆さん、じっくり聞いてください。」