9月19日 友達の学び

施設併設の校舎でのこと。
6年生のAさんが、先生と1対1で勉強している。覗いてみると、修学旅行のしおりを作っているところだ。ディズニーランドに行くのだという。先生のお手本を見ながら、Aさんオリジナルのしおりづくりだ。一つ一つの行程を、鉛筆の色を変えながらていねいに書いていく。ときどき止まる。書いた行程を思い浮かべているようだ。

そのときAさんが「また、Bくん掃除機をやっている。」と言う。私には何も変化が起こったように思えないが、Aさんは耳を澄ます。何か聞こえるだろうかと注意するとウィーンという機械音が聞こえてくる。

それぞれ、別な学習をしていても、友達を気にかけているのだと思いつつ、廊下に出て玄関に向かう。

Aさんと同じクラスのBくんが車いすに乗りながら掃除機をかけている。Bくんの好きな活動なのだそうだ。近くに下足入れがあり、緑のマットが敷いている。Bくんに「ここ汚れているから掃除機をかけて」と言ってみた。

Bくんは、片手に掃除機をノズルを持ち、片手で交互に車椅子を漕ぎながら、マットまできた。そして、端から掃除機をかける。ゴミを吸い取ることも分かっているようだ。
「お掃除係じょうずだね。」というと、 Bくんもにんまりした。