11月2日 桐が丘祭③

桐が丘祭では、ステージ発表やクラス企画のほか、日頃の学習の様子もたくさん展示されている。美術や図画工作、家庭科などの作品、国語の時間に作った物語、理科の観察日記、調べ学習の結果など様々である。

玄関を入ると、中学部や高等部の美術作品が目に入る。粘土で作った人の動き、自分用として作られた陶器等々力作が並ぶ。美術や図画工作の作品には、作品作りに当たってどんなイメージをもたせのか説明が添えられている。イメージを膨らまし、それを表現させる。担当した教師の教科観が感じられて楽しい。

美術に限らず、桐が丘の教師たちは、何のためにその教科を学ばせるのか、それを問いながら指導に当たっている。そうしたことを展示の中に探していく。

さて、高等部は、1~3年生を縦割りにして各パートごとに企画・運営している。文芸、ICT,演劇の3パートである。

演劇パートは、ステージで発表した。日本語劇は「鉄道員(ぽっぽや)」、コント、英語劇は「ロミオとジュリエット」だった。いずれも長いセリフが続くのであるが、10人足らずのメンバーが一人何役もこなしていた。 「鉄道員(ぽっぽや)」 は時代背景や心情理解が難しそうであったが、理解して表現しようとする様子が見てとれた。コントは会場を沸かせた。

文芸パートには、午後一番に行ったが、100円で頒布の文集は売り切れで、店じまいの最中だった。午前中、高3のK君に、「校長先生文芸パートに買いに来てください」と言われていた。すぐに行かなかったことを悔やんだ。一方、生徒の市場調査も甘い、とも思った。

ICTパートでは、自分たちのICT活用の発表、タブレットパソコンで推奨するアプリの紹介を行っていた。メンバーのリードに沿って、いくつかアプリを試してみた。一筆書きアプリにはまってしまった。

高等部は、自分たちの追求したものを、他者にしっかり伝えることを意図したようだ。生き方を追求する、高等部らしい企画だった。

卒業生の姿が目立った。卒業生控室にも7~8人いた。入室したときには、怪訝そうな表情で迎えられたが、新米校長です、と挨拶すると表情が和らいだ。卒業生にとっても大事な桐が丘祭が、50回を数えた。これからの50年に向かってのスタートが始まった。