12月9日 高等部生徒ボッチャ交流で活躍

 昨日の日曜日、筑波大学附属の11校の児童生徒、保護者、教員200名が集まり、「共生社会を目指すスポーツ交流とシンポジウムの集い」が行われた。  午後のスポーツ交流は、毎年、ボッチャを行っている。昨年までは、桐が丘の教員が指導役だったが、今年は、ルール説明と審判などで3名の高等部生徒が活躍した。

 全体が2グループに別れ、100人ほどが一つのボッチャコートに集まった。高等部2年のM君がマイクを握り説明を始める。同じく2年のH君と1年のK君がデモンストレーションする。M君の説明に合わせ、H君が白いボールを転がす。ボッチャの場合、この白ボールが基準だ。続いてH君が赤いボールを転がす。白ボールとの間30cm。続いてK君が青ボールを転がす。すると、青ボールは白ボールと赤ボールの間で止まる。「うまい!」参加者から拍手が起こった。

 狙ってできることではない。息のあったトリオだ。

 説明を聞いた後は、6コート12グループに分かれてゲームをしながらの体験。説明をした高等部生徒は、1人ずつ別れ、審判としてゲームを仕切る。K君は、裏表が青と赤になった道具を持ち、攻撃チームを指示する。各チーム6個ずつのボールを投げ終わる。K君が、白いボールのところに行き、参加者も全員集まる。K君が結果を説明する。「白いボールに一番近いのは赤ボール、だから赤の勝ち、そして白ボールに一番近い青ボールの間に2個赤ボールがあるので、赤2点です。」K君の顔はちょっと紅潮しているが、笑っている。緊張感の中に、嬉しさが感じられた。

 小学生も高校生も、保護者も教員も、みんなボッチャに熱くなった。目の不自由な人も参加した。そのときは、ほかの人がジャックボールのそばに急行し、手をたたいて方向を知らせる。転がした後はそばにいる人が「いい方向です。白いボールの右50cmに止まりました。ナイスです」と実況中継。電動車椅子のK君は、素早くコート内を動き回ってゲームをコントロールする。

 支え合い、楽しみ、熱くなった、午後のひとときだった。