12月12日 ヴァイオリンは歌う ~音楽鑑賞会~

 ヴァイオリンが奏でるジブリメドレーを、子供たちは思い思いに楽しんでいる。司会の音楽会開始宣言とともにいきなり始まったヴァイオリンの演奏、聞き覚えのあるメロディー、楽しく心弾むリズム、どこか懐かしく甘い感じする低音、頭の奥にまで届きそうな高音、しだいに穴澤ワールドに惹き込まれていく。

 穴澤さんは、ヴァイオリンという楽器は、人の声に最も近いと話してくれた。そして、ヨーロッパツアーでも、一番歓迎された曲として「うちのワンコ」というオリジナル曲を弾いてくれた。お話があったからかもしれないが、まとわりつく子犬のイメージが浮かんでくる。演奏会の後で子供たちに聞くと、この曲が印象に残ったという感想が多かった。私には、ヴァイオリンが楽しげに歌っているように感じられた。

 穴澤さんは、ライブをたくさんする。生の音楽交流だ。演奏者と会場が一体となって音楽は創られると教えてくれた。たくさんの車いすに囲まれた穴澤さん、真剣に見つめる子供たちの息遣いも感じとられたことと思う。

 子供たちとともに、しばしヴァイオリンの音色に酔いしれたひととき、学校はいいなと改めて思った。