学校長挨拶(入学式)

一雨ごとに暖かを増し、やがて春の盛りとなります。本日、平成28年度入学式を迎えられましたことを心より喜んでいます。
新入生のみなさん ご入学おめでとうございます。
今年度は、本校小学部5名、中学部10名、高等部9名、施設併設学級小学部1名、中学部4名、高等部1名、計30名の新入生を迎えました。
教職員一同 みなさんのご入学を心より歓迎いたします。

この桐が丘特別支援学校は1958年の4月1日に開校しました。ちょうど58年になります。学校の名前は、最初は東京教育大学附属養護学校でしたが、2年後に桐が丘となります。大学の校章が桐ということもありますが、丘の上にはえた一本の桐の木のようにまっすぐに育ってほしいという願いから「桐が丘」と命名されました。以来ずっと児童生徒のみなさんがまっすぐに育っていくことを本校は願ってきました。

桐が丘には良いところがたくさんあります。特に、児童生徒のみんな勉強が大好きで、なにより明るく元気なところです。先生方は優しく、児童生徒のみなさんが本当によく分かる授業を毎日工夫してくれています。この学校でたくさんのことを学んでください。

さて、5年前に東日本大震災がありました。復興もずいぶん進みましたが、まだもと住んでいた町にもどれない、通っていた学校へ通えない子どもたちもたくさんいます。また、台風や集中豪雨などの自然災害で学校にかようこと、当たり前の生活をすることが難しくなった人たちもいます。そうした中、みなさんは本日入学式を迎えることができました。あたり前のことがあたり前にできることに感謝しつつ、今なすべきことをしっかりとやってください。

さて、新入生の保護者のみなさま、関係機関のみなさま、本日無事、入学式を迎えられおめでとうございます。
これまでのお子さんと歩んだ歴史の中、熱い思いと温かい愛情で日々育てられてきたことと思います。
今日から、その大切なお子さんをお預かりする責務を教職員一同心に刻み、心身共に精一杯成長を促していきたいと思います。

小学部にご入学のみなさん、今日から初めての学校生活となります。たくさんのことを学んでください。保護者の皆様におかれましては、期待と不安をお持ちのことと思います。
今日から中学生そして高校生となったみなさん、将来の自分を見つめつつ、頑張っていきましょう。
保護者の皆様におかれましては、卒業後の生活に向けての期待や不安をお持ちのことと思います。不安なことはどうぞいつでも教職員を頼ってください。

保護者と学校はパートナーです。子どもたちの将来に向かって一緒に力を合わせて進んでいきましょう。
簡単ですが、これでお祝いのご挨拶とさせていただきます。

平成28年4月7日

国立大学法人筑波大学 附属桐が丘特別支援学校

校長 川間 健之介