自立活動実践セミナー2015は、7月31日から8月1日までの2日間で実施しました。
今回のセミナーは「教室でいきる自立活動」をテーマに、全国から多くのご参加をいただきました。ご参加いただいた方は肢体不自由教育経験の少ない方から自立活動の専門性向上を担われる方まで幅広くいらっしゃいました。知的障害特別支援学校の先生方にも多数ご参加いただき、自立活動の基礎・基本をおさえた2日間の研修を実施しました。
第1日午前:「全体会」 講演1・2
午前の講演1では、特別支援教育総合研究所の長沼俊夫先生より特別支援教育の最新の動向と自立活動の意義と専門性についてご講演いただき、講演2では、当校校長・筑波大学人間系教授の川間健之介先生より自立活動の今日的課題と自立活動の専門性の発展と継承について、当校の取り組みを交えながらご講演いただきました。
講演(川間健之介先生)
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第1日午後、第2日:「コース別研修」
Ⅰコース:「個別の指導計画」に基づく授業づくりのあり方
Ⅱコース:障害の重い子どもの学級づくりを支える静的弛緩誘導法
Ⅲコース:動作法を活用した自立活動の授業づくり
Ⅳコース:授業にいきる知覚‐運動学習-その理論と実際-
第1日午後から第2日は、テーマごとに4つのコースに分かれ、理論を演習の中で実際に体験しながら確かめる研修です。
演習                      実技体験
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参加者の皆様からの声(アンケートより抜粋)
・ 現状の課題と今後の展望がよく分かる話だった。改めて自立活動の大切さを感じることができた。
・ 個別の指導計画は作ることが目的ではないということが体験できた。
・ 実際の授業までの流れ、チームでの連携、フィードバックの方法など桐が丘での取り組みを知り、参考になった。
・ 自分でも取り入れられそうなものが見つけられた。早く子どもたちに会いたい。