7月2日 見える位置で ~中2理科の授業~

理科室の前を通ると実験が始まりそうだった。見て、触れて、試してみる実験や観察。リアルな学校でこそ、充実させたい授業である。

少し覗いてみる。どうやらいくつかの実験をするようだ。S先生が作業台の上に実験器具を用意した。さあ、始めようと生徒たちを見渡し、「みんな見えるな?」と問う。当校の授業では大事な視点である。身長も異なるが、椅子に座っている、手動の車いすを使っている、電動車いすを使っている生徒によって目の位置が違うのである。

生徒は、実験が始まる前であり、見えるかどうか半信半疑なようだ。それを見取ったS先生、「全員、後ろに集合」と指示。後方の空いたスペースに椅子くらいの台を置き、生徒はその周りに移動させた。

かくして実験開始。生徒5人が実験を見下ろせる位置に陣取った。S先生は水を張ったバットの上でスチールウールに火をつけ,酸素の入った集気瓶をかぶせた。酸素の中で激しく燃えるスチールウール,そして,集気瓶の中を上がっていく水面。その様子は、誰からもよく見えたようで「わあー」と驚きの声が挙がった。

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