7月9日 睡眠から目覚めへ ~足湯の効能~

施設併設学級のB君と玄関で会った。目をつむっているので、「Bくん!」と少し大きめの声で呼びかけるが反応なし。眠っているのだろうか。担任のM先生が「発作を押さえる強い薬を飲んでいるので、眠りがちなんです」と教えてくれた。病気と折り合いをつけている状態なのだと納得する。

1時間目にB君の教室を覗いてみると、B君はクッションチェアに座り足湯をしていた。足だけでなく、M先生の補助を受けて手もお湯に浸かっている。そして、B君は目を開けている。気持ちよさそうというよりは、すっきりした表情で辺りを見回している。お湯に浸かって気持ちいいから眠くなるという方向に行きそうなものだが、B君の覚醒水準は上昇過程にあるようだ。

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玄関では、深い眠り中にいるように見えた。それが、スッキリした覚醒状態なるのだから、足湯の効能も大したものだ。M先生が声をかける。B君は、目を動かし声の方向を探す。M先生がもう一度声をかける。今度はぴたりと止まる。

この様子を見ていると、「足湯は気持ちいい」では、すまされないものを感じる。足からのじんわりした熱刺激により、心身が活性化しているように見える。

ところで、B君にとって、湯加減はどうなのだろう?我が家では、家内は熱めが好きで、私は温めが好きで、「熱すぎる」「温るすぎる」で揉める。湯加減は、それ程デリケートなものだと思う。M先生に、「B君は、何度位のお湯が好きなの?」と聞いてみる。だが、温度は測ったことがないそうだ。「温めが好きかな、熱めが好きかな?」に対して、「どうでしょう、今度、上げたり下げたり試してみます」との応え。温度を変えてみてB君がどんな表情を見せるか、次に足湯を行うとき、今日の記憶を思い出し、足湯に期待感を表すだろうか。教育として行う以上、そんなアプローチを期待したい。

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