1月7日 3学期の始まり② ~施設校舎の始業式にて~

本校舎での始業式を終えて、施設校舎での始業式に急いだ。施設校舎の子供の中には、話の理解が難しい子供や視覚からの情報入手が難しい子供がいる。
そこで、今日の始業式では、絵や音を交えたプレゼンテーションで校長の話をすることにした。暮れから年明けにかけては結構音が使える。除夜の鐘、干支の動物の鳴き声などいろいろある。
モニターの画面をじっと見つめている子供が目に止まった。音に耳を傾ける表情を見せる子供もいた。
干支のネズミの鳴き声を流したときのことである。私が用意した「キー」という鳴き声の後で、もう一つ「キー」と聞こえる。自分が録音したのが「キー、キー」だったかと思い、もう一度流す。やはり二つだ。だが、後の鳴き声は録音のそれではない。生音だ。
子供たちを見回す。私の斜め左にいたA君が側にいる教員と笑っている。そこから、ふいに「キー」と聞こえてきた。音源はA君の歯ぎしりだった。これには心底驚いた。

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