東京国際映画祭で石田智哉先輩の映画「へんしんっ!」が上演されました

桐が丘の平成27年度卒業生石田智哉さんの監督作品「へんしんっ!」が第33回東京国際映画祭で上演されました。

TOHOシネマズ六本木ヒルズのSCREEN8で上映されました。

上映の後には監督挨拶,監督本人への質問コーナーがありました。反響が大きければ,一般ロードショーもあり得るとのことで,「SNSで紹介しても良いですよ」と写真撮影もすることができました。

映画の内容は説明が難しいです。視覚しょうがいや聴覚しょうがい,そして肢体不自由,それぞれにあるバリアを越えて,一緒に表現していくドキュメンタリー映画でした。

予告編の方が内容を正確に伝えている気がします。

PFF 『へんしんっ!』予告編 PFFアワード2020入選作品 Youtube動画

石田監督が大学で行っていた活動そのものが映画になったような感じがしました。見た人によって感じることがそれぞれに違うんだろうなと思います。
個人的には,しょうがいを越えて,みんなでダンスで表現していく最後のシーンが圧巻でした。

桐が丘の自立活動で作っていた「介助の仕方」や卒業後,中学部の卒業生講話で来ていたシーンなども映画の一部になっていました。

また,中学生の頃,先生達から「頑張っているね」と声をかけられたことについて感じた複雑な想いについても触れていました。「頑張っているねって褒め言葉なんだろうか?」という台詞があったのですが,教員として,色々と考えてしまいました。

とりあえず,作品を見られる機会はこれで一区切りついてしまった形ですが,個人的には桐が丘の生徒にも見て欲しいなと強く感じています。この作品が一般公開されることを強く望んでいます。

最後に,撮らせてもらった石田監督の写真です。さらなるご活躍を,本当に期待しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です