高等部１年生の宿泊学習が，７月３～５日の２泊３日の日程で行われました。

代々木にあるオリンピック記念青少年総合センターを拠点に活動し，２日目は乃木坂・六本木地区でのグループ活動，３日目は新宿の東京都庁舎見学を行いました。

生徒たちは，以下の3つの目標を意識しながら3日間を過ごしました。

１．普段と異なる環境で健康や安全に留意しながら，自己管理のもとで主体的に集団活動を送る

２．公共の場や公共交通機関を利用する中で，他の人に配慮し，マナーやモラルを守って行動する

３．集団活動で友達と協力しあって社会性や協調性をもって行動する

以下，その時の様子を写真で紹介します。

１日目

１日目は，館内レクリエーションを行いました。

まず，最近少しずつ認知度が上がってきているニュースポーツ「モルック」を体験しました。地面に並べられた複数の木のスキットルをめがけて，モルックと呼ばれる木の棒を投げ，獲得した点数を競います。生徒たちは集中力を試されました。

続いて，２チームで館内謎解きツアーに取り組みました。チームでじっくりと話し合いながら課題を解決し，先に進むことができました。

〇モルックの体験

〇館内謎解きツアー

２日目

２日目は，宿泊地から電車で乃木坂・六本木地区に移動し，各グループの計画に沿って活動を行いました。 当日は猛暑日に迫る暑さとなり，身体への負担が少ない館内での活動を中心に，一部計画を変更・短縮しました。生徒同士が話し合い，美術館や博物館の見学を行いました。普段はじっくり見ることの少ない作品にふれ，表現の奥深さを感じていました。また，来場していた外国人との会話を通してコミュニケーションを図る生徒もいました。

〇東京ミッドタウン班

〇国立新美術館班

３日目

３日目は，宿泊地から電車で新宿まで移動し，東京都庁舎で活動を行いました。第一本庁舎内の職員食堂で昼食をとり，展望台で都内の風景などを楽しんだ後，都議会議事堂を見学しました。

議会は閉会中で誰もいませんでしたが，知事席や議員席など，テレビのニュースで見る様子を目の前にして，生徒たちはどのような話し合いが行われているのかなど，関心をもっていました。地方自治に対する関心を深めるよいきっかけとなりました。