桐高生日記vol.14  

2学期もよろしくお願いします。
Sさん(高3)の日記から・・・

 昨日NHKの「プロフェッショナル」で、コロナウィルスと最前線で戦っている奈良県の病院が取り上げられていました。最近では新規感染者数が2桁になると安心する風潮があるように感じているのですが、その病院にはもともと病床が8床しかなく、2桁になってしまった段階で応援を要請していました。私はどの都道府県にも100床ぐらいあるんだろうなと思っていたので、衝撃が走りました。
 大災害のようなものが起こると、最初は人数の多さに唖然としますが次第にそれに慣れてしまって、数字が動いているようにしか感じられなくなるのかもしれないなと思っています。もっと多くの人がこのようなテレビ番組を通して医療体制の実態に目を向けるべきだと感じました。
(2020.8.24)

(先生から)
  今週の8/25(火)から、2学期が開始しました。「さあ、2学期からは完全登校だ!」と言いたいところだったのですが、中高等部では1年生が火・水・金、2・3年が月・火・木(翌週はその反対)という分散登校でのスタートとなりました。Sさんの言うとおり、最近では100人台でも「少ない」と感じてしまうような有様で、感覚の麻痺とは恐ろしいものです。こんなときこそ危機感を忘れず、気を引き締めていかないとですね。

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