桐高生日記vol.67

Sさん①(高1)の日記から・・・

 今日は3日間の校内作業実習、最終日だった。私にとってこの作業実習は、まさに一年間の集大成である。
 今年の実習では「お金と仕事、真剣に向き合う」というテーマで、アンケート班、クイズ班、調査班の3班に分かれて、お金や働き方に関して自分たちの興味があることについて調査を重ねた。私は調査班として自分の興味があるお金の集め方の一つ、「クラウドファンディング」について調査をしたが、やはり反省点も多かった。
 実習が始まる前から準備を進め、一見順調であるかのように思えたが、実際は時間との闘いに悩まされたのである。一番の反省点は、班内で互いに高め合うことが不十分だったということだ。事前に資料を共有してはいたが、内容に対してアドバイスをし合うところまで至らなかった。それによって、予想外の資料の修正が生まれてしまい、時間に追われることとなってしまった次第だ。
 まだまだ他にも反省点はあり、自分に不甲斐なさを感じているが、今回の実習では自分を客観的に見ることができたと思う。それによって、平面でしか見えていなかったものごとは立体となり、不透明だった課題は透明になった。課題や改善点を整理した作業実習日誌は、社会に出る上での私だけのバイブルだ。
(2021.3.22)

(先生から)
 高1、3学期の最後に取り組むのが「校内作業実習」。例年にない新たなテーマで立ち向かった今年の作業実習も、無事終わったようです。皆で力を合わせて作業するのは大変ですが声など掛け合いながら、よく頑張っていたと思います。ここで得た“自分だけのバイブル”を生かして、これからも自分を高めていけるといいですね!

はて、クラウドファンディングとは・・・フムフム

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