施設併設学級 音楽鑑賞会

6月30日に,「日常では味わえない演奏を聴く体験を通して,豊かな感性を育むとともに,自己の生き方の探求に役立てられるようにする」という目標で,音楽鑑賞会を行いました。

演奏していただいた方は,「豊かな感性を生かしたオリジナル曲を中心に日本の伝統的な古典曲から現代音楽まで,
ひたむきな熱い想いを三絃に込め,アートな世界へとレベルアップする魅力的な三味線音楽を目指し活動中」という,三味線ソングライターの清水まなみさんでした。

演奏に当たっては,曲の解説をしてくださり,曲の間で津軽三味線と三味線の違いについてのお話も聞かせていただきました。

児童生徒たちは音の世界に引き込まれ,清水さんと三味線を見続けて,耳を澄ませて聴き入っていました。

児童からは,特にオリジナル曲について「あじさいが,おもしろかったです。」という感想や,「顔を見ながら演奏してくれてうれしかったです。」という感想もあがりました。

素晴らしい三味線の音色を聴かせていただいた御礼に,清水さんへ花束と御礼の言葉を贈りました。

鑑賞後には,音楽家の先生と一緒に,三味線を弾く体験もしました。バチではなく指や爪でも音が出せることを知って,明瞭な音が出せるように,すぐに爪へ弦のかけ方を工夫していた児童もいました。

プログラムは、以下の通りでした。

1 吹雪(かぜ)の花
  津軽民謡の「津軽よされ節」をアレンジしている曲。
  津軽よされ節は、津軽三大民謡の一曲。 
2 りんご節(津軽民謡) 
  青森県の名産である「リンゴ」を歌った新民謡。
3 亜路彩~AJISAI~(オリジナル曲)
  日本(亜細亜)の民族楽器である津軽三味線が紫陽花の花のように様々な音色
  を出して演奏することからタイトルがつけられた曲。
4 ふるさと(童謡)
  文部省唱歌。
5 津軽じょんから節(津軽民謡)
  青森県津軽地方に伝わる代表的な民謡。
  津軽三大民謡の一曲。 

清水まなみさん個人事務所HP https://www.officemirai.com/ 参照

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