6月2日 2度目の始業式

学校再開2日目。隔日の分散登校も2日目である。今日は、小学部2,4,6年生、中学部2年生、高等部2年生が登校した。

8時過ぎ、高等部2年生の教室に入ると、3名が来ていた。H君が電車がとても混んでいたと言うと、K君はマスクを付けていない人が多かったと続けた。私が通勤で見た光景と同じだった。私も生徒たちもコロナの不安を抱えながらも学校に辿り着く。
小・中学生が利用する玄関に行く。バスタオルが5mほど敷き詰められたいた。その上を、車いすにのった児童が、一人か二人ずつ教員に伴われて教室に向かっていた。「おはよう」と声をかけると、「校長先生、おはよう」と元気な声が返ってきた。先週オンライン学校で会ったばかりなので、久しぶりという意識はなかった。おそらく子どもにもなかったことだろう。保護者は玄関までの見送りで、校内には入らない。そこからは、学校の教員が伴って「密」にならないようにする。バスタオルには漂白剤が含まれ、車いすのタイヤや靴底を消毒する。コロナを入れない水際対策だ。
さて、昨日に続く始業式は、やはりオンライン方式だ。校長室から各教室へWeb会議システムで語りかけた。私から見える画面は、写真のようなものである。今日から1学期が始まること、コロナについて学び感染を防ぐ行動をすること、オンライン学校の学びの意義、これからの教室での学びを深めることなどについて話した。写真の中で、登校して教室で参加した子供たちは小さく映っている。一人一人、大きく映っているのは自宅から参加した生徒たちだ。教室での学習に、様々な事情で家庭から参加する子供たちがいるのだ。登校して教室で学ぶ子供たちの学習に、家庭にいる子供が参加する学習スタイルは、これからも続く予定である。リアル桐が丘とオンライン桐が丘がコラボしたとき、果たしてどんな学習が生まれるのだろうか、楽しみである。

始業式の様子

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