小学部3年 新校舎の中庭で、休み時間のお楽しみは・・・

 小学部3年生は、元気で活発な子どもたち4人の学級です。

 今回は、その4人が考え、スタートさせ、小学部のみんなが夢中になっている休み時間の遊びについてご紹介します。

 普段は、おにごっこが大好きな小3の子どもたちですが、「お店屋さんをやろう」という意見が出て、話し合って「やきにくや」を始めることが決まりました。4人で協力、分担しながら折り紙でお肉やキャベツを作り、プラスチックのスプーンとフォークでトングを作りました。色画用紙で看板を書き、ハンガーラックに貼り付けてお店屋さんらしくなりました。

 新校舎の中庭にお店(屋台)を出しました。青空と花壇の緑に、五月の風がさわやかに吹いて、子どもたちのテンションもマックスです。「いらっしゃいませ」の元気な声に導かれ、他学年の友だちがどんどん集まってきて、あっという間に行列ができました。小3の4名の店員さんは大忙し。「前の方と距離をあけて、一列にお並びください。」「最後の方はこちらです。」と誘導係。「ご注文は何ですか」「キャベツもつけますか」と接客係。ウインナーとお肉とキャベツを紙皿に盛り付けるキッチン係。「おいしい。おいしい。」と食べる真似をする4年生。やっと自分の番になったお客さんの5年生が「いいにおいだね~」とぽつりと粋な一言!!そのそばで、「食べ終わりましたら、こちらにご返却ください。」と大人も顔負けの対応です。

 休み時間が終わって、汗だくになって教室へ向かう子どもたちと、こんなに大勢の客さんに並んでもらって、おいしいといってもらえて、お店の人の気持ちが少しわかるねと話しました。

 次からは、他学年の先輩がアルバイトして手伝ってくれたり、お金やエプロンを厚紙で作って差し入れしてくれたり、遊びの輪が広がっています。エプロンは、小3の一人一人のネーム入りです。今は、ダンボールでお肉を焼くグリルを作ってくれているそうです。

 自然と出店の準備や片づけも子どもたちだけで協力して行うようになっています。

 そんなある日、小3の一人が、からあげ屋を作りたいと言い出し、やきにく屋を退職すると宣言しました。からあげ屋を出すために、4年生を誘って準備を始めました。小3の他の子どもたちも「ライバル店だな」と言いながら、いつの間にか一緒にからあげ屋の準備を手伝っていました。今度のお店は、教室が遠くて来れない1・2年生のために、移動販売にする工夫を考えているようです。

 休み時間の子ども同士の関わり合いは、子どもの成長に欠かせない大切な時間です。仲の良い友だちと一緒に汗をかいて遊ぶ、時には意見がぶつかりある事だってありますが、それも貴重な体験です。やきにく屋の片づけをして、しっかり手洗いをしてから次の授業に向かっていく子どもたちの笑顔はとても素敵です。

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